[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
日本郵政グループのゆうちょ銀行は12日午後、全国約2万6千カ所の現金自動出入機(ATM)のシステムに障害が発生し、ほかの金融機関との取引ができなくなっていると発表した。同日夜、一部の機能は復旧したものの、不具合は残っており、12日中の完全復旧を目指している。2007年10月の郵政民営化後、全国的なシステム障害が起きたのは初めて。
障害が起きたのは12日午後3時20分ごろ。他行が発行したカードによる現金の引き出しや他行への送金、ゆうちょ銀行が発行したカードを使った他行ATMからの現金の引き出しなどが、インターネットを使った取引も含めてできなくなっていた。
午後8時40分ごろ、現金の引き出しは相互にできるようになった。
ゆうちょ銀行によると、1万件程度の取引に影響が出た可能性があるという。コールセンターには午後8時までに1156件の苦情や問い合わせがあった。
ハードディスクに何らかの不具合が起きたといい、詳しい原因を調べている。ゆうちょ銀行のATMでゆうちょのカードを使う場合は、通常通り現金の引き出しや送金ができる。